ようやくお天気が安定して一年で一番過ごしやすい季節を迎えています。
皆さまの介護生活は順調でしょうか?
夏の疲れは一段落しましたか?
切れ目のない介護の日々で慢性的な疲れを抱えていらっしゃると思いますが、一に気力、二に上手な工夫と手抜きを心がけてくださいね。
若いころと違って疲れやすいのは仕方がないと思っていませんか?
それはエネルギー切れになってしまったから。
年齢とともに筋肉量が減り、筋肉を動かす時にできる乳酸などの疲労物質への対応能力も低下してしまっているから。
慢性疲労症候群の症状
▢微熱が続く
▢のどやリンパ節、関節が痛む
▢頭痛
▢不眠・過眠
▢集中力や思考力の低下
▢気分の落ち込み
対策としては休息と睡眠、そして栄養をしっかり取ること。
介護をしていると自分の食事は後回し、簡単で終わってしまいがちですが
毎食、食器が四つは並ぶように、つまり主食、副食、副食、汁物を
揃える工夫をしましょう。
特に取り入れていただきたいのは、いわし、豚肉、牛肉、鶏肉、ピーナッツ、ごま。これらにはコエンザイムQ10が多く含まれていてエネルギーを作る助けをしてくれます。
料理時間がないという方でも最近は缶詰、パウチ食品なども出回っています。
介護で体を動かしていても、運動不足の心配がありますので、短時間でもストレッチを行い、買い物などでできるだけ歩くように心がけてくださいね。
前回のサロンで、ニュースで話題になった施設介護職員の虐待問題について話し合いました。
知識のある専門職であっても日々の仕事に追われて余裕をなくしてしまうのではないかという指摘がありました。
介護は、人と人が触れ合って行うものであり、決して一方方向に進むものではないはずです。そんな基本が霞んでしまうほど介護現場の労働条件が悪くなってしまっていることも問題ですが、もっとコミュニケーションを増やしてほしいものです。
当サロンは家族介護者の負担を軽減して、孤独にならずに穏やかな介護ができることを目的としていますが、専門職である介護者が集う場所としても活用できないかという意見がありました。今後話し合いを重ねていきたいと思います。皆さまのご意見をお待ちしています。
次回サロンのご案内
10月10日(土)13時~17時
参加費:無料
対象:介護に携わっている方・介護に関心のある方。
内容:参加者どうしで介護についてゆったりと気楽にお話しながら情報や意見交換します。(簡単なお茶菓子も用意してあります。)
★お待ちしています!★
問合せは、尾門(いたばし介護者支援サロン代表)
TEL:090-7198-9754
Email : mokamimokami☆yahoo.co.jp
(☆を@に変えてください)