いたばし介護者支援サロンのブログ

ご家族の介護をしている方のサポーターを目指しています! 語り合う事で心や体を元気にしませんか?

次回サロンのご案内 3月10日(土)14時から17時

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今日はオリンピックの閉会式が行われます。

毎日熱戦が続き、選手の素晴らしい演技に感動されている方も

多いのではないでしょうか?

いつのもテレビ番組がオリンピック放送になり、不満の声も聞こえていますが

4年に一度の貴重な時間を共有するというのも格別な体験だと思います。

 

皆さまの介護生活は順調でしょうか?

 

本当に寒い日が続く今年の冬、日は長くなったもののまだ、雪の予報もあり、まだインフルエンザは流行中です。

 

引き続き室内の温度・湿度管理に気を付けていただき、規則正しい生活と栄養・睡眠のバランスを取ってくださいね。

 

さて、私事ですが、87歳、独居男性、叔父のことですが、きっかけは発熱、インフルエンザB型と診断されて入院することになりました。

3日間の隔離の後も熱が下がらず、少し前より誤嚥性肺炎の症状が顕著で抗生物質の点滴を始めたものの、炎症反応や、痰、発熱の症状は消えず、口から一口の水も(もちろんとろみ付き)飲むことができなくなり、経鼻経管栄養になりました。薬の効果で炎症反応は下がったものの呑み込めない状態は続いています。

 

医師や看護師からは胃ろう増設を勧められたのです。

 

まさか自分の身内にそんな事態が起こるなんて夢にも思わなかったのでびっくりしました。

もちろん本人は自分の体力(38キロしかありません)や年齢を考えてお断りときっぱりと言います。(認知症はなく、入院はほぼ初めて、毎日散歩をかかさないような人でした)

 

私も同居家族がいないので胃ろうの世話をする人がいないこと(さすがに叔父ができるとは思えません)ので、反対!と思いましたが、看護師さんの説明は、他に病気がなく嚥下機能だけが問題だから、経鼻栄養では到底足りないので胃ろうで栄養を取り、体力を付けていくという方法がベストではないかと言われると、ますます迷ってしまうのです。

 

折衷案として、まずは転院して少しずつ嚥下訓練をして食べることができるようにやってみることになり受け入れ先の病院を探しているところです。

嚥下訓練がうまくいかなかった場合、再び胃ろうを増設するかどうかを検討することになりそうです。口から食べて胃ろう栄養を併用する方もいると聞きました。

 

ただ、胃ろうを作っても自分で管理ができないのでずっと入院、あるいは施設入所という選択肢しかないのが現状なので、本人の意思である“うちに帰りたい”という希望は叶えられそうにありません。

 

私は図書館で本を借りて胃ろうについて勉強しましたが、やっぱり食べられないというのは人生の最後に向かっている生き物の生理機能であることは間違いがなく、医療でそれに逆らうことは自然ではないようです。胃ろうを作っても誤嚥性肺炎になるリスクは残ります。

 

それから、こういう問題が起こった時に叔父の兄弟や、私のような姪、甥のそれぞれの考えが違うため、本当に大変ですが、今のところは本人の意思と回復に期待をして、転院という選択でリハビリを頑張ってもらうことでお見舞いに通いながら励ますということで一致しています。

 

私の知人・友人で胃ろうに詳しい、家族に経験がある方にもご意見を聞きました。

みなさまともサロンで率直はお話ができるといいなと思います。

 

次回サロンのご案内   

310日(土) 14時~17時   

サロンの場所:上板橋駅南口商店街 まもりん坊ハウス(板橋区上板橋 1-26-8)

      東武東上線上板橋駅南口徒歩2分(改札を出て商店街左側です)

参加費:無料

対象:介護に携わっている方・介護に関心のある方。

内容:介護についてゆったりと気楽にお話しながら情報や意見交換します。

(簡単なお茶菓子も用意してあります。)

 

★お待ちしています!★

問合せは、尾門(いたばし介護者支援サロン代表)

TEL:090-7198-9754

Email : mokamimokami☆yahoo.co.jp

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