3月1日のニュースをご覧になった方も多いかと思いますが、改めて介護をする難しさ、ご家族の精神的な負担の重さが浮き彫りになったようです。
【ニュースの内容】
愛知県大府市で2007年、認知症で徘徊(はいかい)中の男性(当時91)が列車にはねられて死亡した事故をめぐり、JR東海が家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、介護する家族に賠償責任があるかは生活状況などを総合的に考慮して決めるべきだとする初めての判断を示した。
介護が長期化して、症状が重度化していく中であっても、こころもからだも疲れ切ってしまわない工夫は必要です。当サロンでは介護者に元気になって頂くことを目標としています。大変な介護から楽しい介護になるようなヒントをみなさまと考えていきたいです。
厚生労働省が進めている地域包括ケアシステムがその解決策の一つになるかどうかは、各自治体の運営に任せることになりますが、私たちの生活が地域の中で行われているので、介護も地域の問題であるという考え方は賛成です。一人で抱え込まず、互いに助け合うことができれば介護者が孤立することは少なくなるでしょう。介護者に出会ったら、顔を合わせた時にかわす暖かいあいさつからでも是非始めてほしいです。
さて、今月のサロンの日が近づいてきました。
お時間の都合のつく方は短い時間でも構いませんので、お出かけください。また、どうしても外出できない方は、当日お電話でのご参加でも構いません。
お待ちしています。
次回サロンのご案内
3月12日(土)13時~17時
参加費:無料
対象:介護に携わっている方・介護に関心のある方。
内容:参加者どうしで介護についてゆったりと気楽にお話しながら情報や意見交換します。(簡単なお茶菓子も用意してあります。)
★お待ちしています!★
問合せは、尾門(いたばし介護者支援サロン代表)
TEL:090-7198-9754
Email : mokamimokami☆yahoo.co.jp
(☆を@に変えてください)